銀行において「デジタルネイティブ世代」と呼ばれる若年層取引の重要性が増している。現在20~30代の彼らは2030年には就業人口の約6割を占め、金融市場においても主要な顧客層となる。金融市場でフィンテック企業が台頭するなか、銀行がデジタルネイティブ世代との接点づくりや取引深耕に出遅れれば、将来的な顧客基盤に影響を及ぼしかねない。こうしたなか、銀行においてもデジタルネイティブ世代にアプローチする新たなマーケティング手法の取り組みが始まっている。
掲載号 /週刊金融財政事情 2022年9月6日号
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