金融庁 監督局長 /栗田 照久
金融庁 監督局長 /栗田 照久
投稿日2019.01.07. /週刊金融財政事情 2019年1月7日号
オン・オフ一体のモニタリング手法は道半ばだ。情報収集や分析のための態勢を整備し、外部評価を導入するなどしてモニタリングの質を向上させていく。金融機関の収益環境は厳しい状況にあるが、地域金融機関の中には、持続可能なビジネスモデルの構築に向けた取組みが不十分なところも見られる。将来的な収益力が厳しいと思われる金融機関をいち早く見つけ出して、対話していくための新たなツールとして、金融庁では早期警戒制度の見直しに着手している。
掲載号 /週刊金融財政事情 2019年1月7日号