解説

勢力図の塗り替えで新局面に進む地銀勘定系システム

再編動向と拡充後の資金交付制度の活用が今後の共同化の焦点に

SBI金融経済研究所 特任研究員 /山沖 義和

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地域銀行の勘定系システムは、富士通の撤退や日立製作所の苦戦などベンダー勢力図の激変を経て3社のベンダーと2大金融グループに集約され、クラウド化による「大同団結」へと向かっている。こうしたなか、金融庁は資金交付制度を活用して、さらなる再編を含む業務の効率化を促す構えだ。インフラの共有という新たな潮流は、地域金融力の向上に真に資するのか。本稿では、激動するシステム再編の現状を整理するとともに、将来に向けた論点を展望する。

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やまおき よしかず
82年慶應義塾大学卒、大蔵省(現財務省)入省。財務省・金融庁等を経て15年に信州大学に転職。17年社会科学系長・経法学部長、20年から信州大学大学院総合人文社会科学研究科長を兼務。22年SBI金融経済研究所顧問。24年信州大学名誉教授。専門分野は金融(地域金融機関のシステム共同化、暗号資産等のフィンテック)、財政。