解説

マテリアリティーを起点に組み立てる地域銀行の人的資本経営

地域キャピタル見取り図が示す人材ポートフォリオと地域金融力

みずほ銀行 企業戦略開発部 担当部長 /田中 文隆

みずほ銀行 企業戦略開発部 副部長 /佐藤 勝

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人口減少や高齢化、気候変動、人権・自然資本といったサステナビリティーを巡る課題の深刻化により、地域銀行には融資・決済にとどまらない役割が求められている。一方で、アンチ・マネーロンダリング(AML)やサイバー対応、老朽化したITシステムの更新などに経営資源を割り当てざるを得ず、すべての課題に同水準で関与できない。本稿では、地域のマテリアリティー(重要課題)を起点に「地域キャピタル見取り図」を描き、行内人材と地域の担い手をどのように結び付けるのかという人的資本経営の実務的な組み立て方を提案する。

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たなか ふみたか
01年みずほリサーチ&テクノロジーズ入社。厚労省出向中に『労働経済白書』を担当。その後、官民向け労働市場の流動化支援と人的資本経営・ビジネスと人権の企業戦略開発を推進し、25年から現職。日経ムック『実践! 人的資本経営』監修。

さとう まさる
98年現みずほ銀行入行。09年から産業調査部にて財務資本戦略・金融アナリスト業務に従事。足元では、同行企業戦略開発部とみずほ信託銀行コンサルティング部の副部長を兼務、大企業向けコンサル業務を統括。