編集部
投稿日2018.11.05. /週刊金融財政事情 2018年11月5日号
ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)は、社会課題の解決と行政コストの削減を同時に目指す民間資金を活用した金融スキームだ。行政、市民、サービス提供者、投資家がメリットを享受できる「四方よし」が特徴で、政府もその行政メリットの大きさに注目している。まだ全国の自治体の関心が薄く、現在のところ市場規模は小さいが、社会保障関係費が地方財政を圧迫する中で今後の活用が期待されている。SIBの普及に対する金融機関への期待も大きい。
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