新聞の盲点

理想実現への道筋が見えづらい金融サービス仲介業の見直し議論

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

「金融サービス仲介業」の誕生から4年がたち、「施行後5年」をメドとする見直し規定の存在を踏まえて規制緩和への議論が進む。期待されているのは、保険業界に押し切られて限定的なかたちにとどまった取扱商品の範囲拡大。もっとも、金融サービス仲介業の登録は足元で22社と伸び悩み、規制緩和が業界の急速な発展につながるとも考えにくい。当初描かれていた「プラットフォーマー」としての金融サービス仲介業のビジネスモデルが実現し得るかは不透明のままだ。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら