解説

「出生数が50万人を切る日」に向けた持続可能な社会へのヒント

現在の人口減少トレンドが続けば18年で出生数半減の可能性も

フォーラム・プロメテウス 主宰 /宮崎 幹男

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2024年の日本の出生数は70万人を切った。話題になったコメ価格高騰問題のように大々的に報道されなかったが、これを周知のこととして、漸進的変化に対する感覚がまひしてはならない。最近の出生数減少ペースの加速はかなり深刻と受け止めるべきで、社会の持続可能性が危ぶまれる由々しき事態である。筆者の試算では、早ければ2034年にも出生数が50万人を切る可能性がある。

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みやざき みきお
66年早稲田大学法学部卒、住友銀行(現三井住友銀行)入行。関連証券会社で株式・債券発行部門、銀行業務開発部を経て、関連保証会社で審査部門を担当。退職後に飯山満川氾濫シミュレーション、万葉歌「春過ぎて」のミステリー等を各誌に投稿。