解説

公共調達市場におけるスタートアップの活躍で社会課題の解決を

行政とスタートアップをつなぐ地域金融機関の役割にも期待

経済産業省 イノベーション・環境局 イノベーション創出新事業推進課 課長補佐(前 内閣官房 デジタル行財政改革会議事務局 参事官補佐) /鈴木 裕也

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日本が抱える社会課題の解決に向けて、公共調達市場においてスタートアップのアイディアや機動力を取り込むことが重要になる。それを推し進めるため、内閣官房「デジタル行財政改革会議」は、地方公共団体がスタートアップから調達を行う場合の固有の留意点等を盛り込んだガイドラインを策定した。行政とスタートアップの双方と関わりのある金融機関にとっても、地域経済の活性化を実現していくために不可欠なテーマとなるだろう。これがインパクト投資市場の拡大にもつながっていくことを期待したい。

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すずき ゆうや
09年経済産業省入省。大企業とスタートアップの共創環境整備、各地の経産局の在り方の検討、中小企業信用補完制度等を担当。その後、内閣官房に出向し、デジタル行財政改革会議の運営等を担当。現在はディープテック・インパクトスタートアップの成長支援等を担当。