新聞の盲点

落としどころが見えにくいのれん「非償却」を巡る議論

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

企業会計基準委員会(ASBJ)は8月12日、日本企業会計基準における「のれん」の会計処理に関する公聴会を開始した。これは、政府の規制改革推進会議が5月、のれんの「定期償却」がスタートアップの成長の阻害要因になっていると答申に明記したことを受けたものだ。のれん処理を従来どおり「定期償却」とするか、「非償却」に変更するか、あるいはその「選択制」とするかが最大の焦点になるが、意見が錯綜しており、落としどころが見えづらくなっている。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら