特集四つ巴で競う通信キャリアの金融戦略

〈インタビュー〉ECを起点に金融と通信でグループ経済圏への“寄せ”を加速

共通IDと内製化でスピード感を高め、厳しい競争環境を勝ち抜く

楽天カード 執行役員 エコシステム戦略企画部長 /早川 美保

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EC事業を起点に、金融領域へ参入して中核事業の一つに育て上げた楽天グループ。遅れて参入した通信領域でも、7月7日には契約回線数が900万回線を突破するなど、足元では事業が軌道に乗り始めている。そうした中で、カードビジネスを軸に幅広い顧客網を抱える金融事業と、通信事業をどのように相互連携させ、グループ経済圏の底上げを図っていくのか。楽天カードの早川美保執行役員に聞いた。(編集部)

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はやかわ みほ
大手クレジットカード会社を経て、06年楽天入社。楽天市場事業にてロイヤリティープログラムを推進後、金融各社の事業支援に従事。14年から楽天カードFinTechマーケティング部(現エコシステム戦略企画部)で楽天グループの金融事業の統括と経済圏戦略の推進を担当。産休・育休を経て、20年に復職、24年からFinTech事業戦略部長、25年4月執行役員。25年8月から現職。