解説

記載内容の真正性を確認できる「電子終活ノート」の意義

実証実験が進展、デジタル遺言制度への応用も展望

アイティフォー 事業本部 本部長代理 /儘田 隼一

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高齢者の終活に対する関心が高まる中で「終活ノート」への注目が高まっている。だが紙の終活ノートには、更新の煩わしさだけでなく、紛失リスク、第三者による改変に対しての脆弱性という弱点がある。それらの問題解決を目的に、当社はデジタルでの終活ノートの実証実験を金融機関等の協力を得て実施した。今後、デジタル空間における終活ノートの使い勝手の向上を目指すとともに、その先にある「デジタル遺言書」の実現を見据えて研究を進めたい。

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ままだ しゅんいち
05年アイティフォー入社。金融機関向けの個人ローンの融資審査や債権管理のシステム営業を担当後、22年から現職。既存事業の推進、企画業務のほか、新しいソリューションやプロダクトなど新規事業の企画、開発を手掛ける。