解説

育ち始めたわが国「インフラ投資」市場の飛躍に向けた展望

産業・社会構造の転換とともに到来する「大投資時代」への論点

日本政策投資銀行 ストラクチャードファイナンス部 課長 /清水 啓介

日本政策投資銀行 ストラクチャードファイナンス部 参事役 /吉田 俊一

日本政策投資銀行 情報企画部 調査役(前ストラクチャードファイナンス部 副調査役) /野地 里紗子

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新たな産業・社会構造の構築に向けて、インフラ分野における国内の投資需要が今後趨勢的に増加していく見通しである。一方、人的資本や財政の制約、国全体の資金・資本不足の懸念といった問題もある。こうした問題への対応に当たって有用な方法の一つが、いわゆる「ファンド」の仕組みの活用である。本稿では、わが国インフラ投資市場の発展に向けた論点を整理するとともに、先進的な取り組み事例を紹介する。

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しみず けいすけ
02年日本政策投資銀行入行。金融庁出向、経営企画部、DBJアセットマネジメント出向を経て22年から現職。

よしだ しゅんいち
弁護士等を経験して18年入行。企業投資第1部、ストラクチャードファイナンス部調査役を経て24年から現職。

のじ りさこ
18年入行。アセットファイナンス部を経て、24年3月までストラクチャードファイナンス部勤務。