解説

阪神タイガース日本一、38年前と今の日本経済の共通点を探る

前回の日本一では翌年に金融政策が大きく動く。今回は──

景気探検家・エコノミスト /宅森 昭吉

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

阪神タイガースが初めて日本一になった1985年は、バブル景気のきっかけとなった年だった。2度目の日本一を達成した2023年が、賃上げやDX投資などを通じて、デフレ経済から完全脱却するきっかけの年であったと後年振り返りたい。本稿では「トラキチ」と「アレ」が流行した両年の経済状況などを比較する。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

たくもり あきよし
都銀初のマーケットエコノミスト。パイオニアである日本の月次経済指標予測に定評がある。身近な社会データを予告信号とする、経済・金融のナウキャスト的予測手法を開発。そのほか「景気ウォッチャー調査」などの開発・改善にも取り組む。「景気循環学会」常務理事。