特集対話型AIが変える金融

海外の先進導入事例を踏まえた国内金融機関への示唆

最大限に利活用する上で求められるアプローチ

KPMGあずさ監査法人 金融アドバイザリー事業部 ディレクター /秋場 良太

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2022年11月にChatGPTが公開されて以降、国内外の金融機関で対話型AI(注1)の利活用が急速に進展している。海外では21年ごろから対話型AIの利活用が試行されるようになり、国内金融機関と対比すると多少進んでいる印象がある。本稿では、海外金融機関の動向を整理した後、国内金融機関への示唆と今後の展望を考察する。

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あきば りょうた
03年東京大学大学院理学系研究科修了、銀行系シンクタンク・コンサルティング会社を経て、16年KPMGあずさ監査法人入所。金融アドバイザリー事業部におけるデータアナリティクスサービスのリーダーを務め、大量データ解析・機械学習・対話型AI等を用いたアドバイザリーサービスの開発・推進を担当。データアナリティクスを活用したAML/CFT対応の高度化、融資審査に係るAIモデル開発、融資先の経営改善支援に資するAIモデル開発、大規模自然言語モデルを活用した業務高度化支援等に係るアドバイザリーを多数提供。