解説

23年度から本格稼働するGXリーグと自主的な排出量取引

参画企業とも対話しながらグリーントランスフォーメーションを推進

経済産業省 産業技術環境局 環境政策課 環境経済室 係長 /川島 友貴

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経済産業省は、企業による自主的な排出量取引や気候変動に関するルールメーキングを行う枠組みとして、2022年2月にGXリーグ基本構想を公表し、この構想へ賛同する企業を募集している。これまでに大小を問わず幅広い業種の企業から賛同をいただいており(22年11月30日時点で599社)、本格稼働に向けて制度の具体化を進めている。本稿では、GXリーグの概要やこれまでの自主的な排出量取引の議論を解説するとともに、東京証券取引所で実証を開始したカーボンクレジット市場とGXリーグとの関係についても紹介する。

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かわしま ゆうき
弁護士。司法修習修了後、税理士法人山田&パートナーズ、弁護士法人Y&P法律事務所にて、国際税務、企業法務を中心に従事。22年1月から現職。現職では、GXリーグにおける排出量取引に関する制度設計やカーボンクレジット市場の創設に携わる。