編集部
投稿日2022.12.09. /週刊金融財政事情 2022年12月13日号
これまで銀行口座を持たない貧困層への対応が主な課題とされてきた「金融包摂」。長年にわたって1億総中流社会を形成してきた日本にあって、金融包摂は無縁のものと考えられてきた。しかし近年、銀行サービスのデジタル化や在留外国人の増加により、金融サービスにアクセスできない生活者が増加している。すべての人が等しく金融サービスを享受できる「金融包摂」の実現に向けて、いま日本でも金融機関の取り組みが問われている。
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