特集激戦の共通ポイント市場

共通か自社か──重要な戦略ツールとなったポイントサービス

過当競争が生み出す「共通ポイントバブル」

エムズコミュニケイト 代表 /岡田 祐子

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人口減少・成熟社会において顧客数を青天井で伸ばしていくことには限界があるなか、顧客の囲い込み、特に既存顧客のロイヤルティー向上へ関心を示す企業が増えている。その有効な手段としてポイントサービスの価値が高まっている。ただし、単純にポイントシステムを導入すれば済むわけではない。共通ポイント・自社ポイントの特性を考慮した上で、自社の取るべき顧客戦略を実践することが求められる。

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おかだ ゆうこ
慶應義塾大学卒。大日本印刷のグループ会社として03年に国内唯一のポイント・会員サービスの構築・運用の専門支援コンサルティング会社エムズコミュニケイトを設立し、18年に独立。大手企業のCRM、顧客戦略分野のコンサルティングを多数支援。日本リテンション・マーケティング協会理事、総務省マイナポイント、自治体ポイントの検討委員を兼務。著書に『成功するポイントサービス』、執筆協力として『ポイント制度のしくみと会計・税務』。