特集金融機関の“理系”人材活用

理系的素養を持つ人材活用が一段と重要になった金融ビジネス

経営陣や企画部門にも求められるシステムの知見

日本銀行 金融研究所長 /副島 豊

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

金融機関で理系の素養を必要とする業務が拡大し、「理系人材」の重要性が高まってきている。金融機関が新たな収益機会となるビジネスモデルを創造するためには、テクノロジーが決定的に重要な役割を果たす。金融機関はこうした認識の下、DXや人材育成・確保の模索を続けている。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

そえじま ゆたか
90年日本銀行入行。金融研究所や決済機構局、金融市場局、金融機構局、調査統計局、国際局、フランクフルト事務所などに所属し、リスク計量などのクオンツ業務やマーケットアナリシス、マクロプルーデンス、決済システムのデザインや国際規制、マクロ経済調査などに従事。金融システムレポートやマーケットレビュー(日銀レビューの前身)の創刊に携わる。2018年FinTechセンター長、21年から現職。