解説

高まる「外部委託ニーズ」への対応で支える資産運用の高度化

分業で先行する欧米も参考に「為替マネジメントサービス」を展開

三菱UFJ信託銀行 資金為替部 部長 /寺脇 一紀

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資産運用業界では、運用効率の向上やコスト削減を目的に、業務のアウトソースの流れが加速している。三菱UFJ信託銀行が提供する「為替マネジメントサービス」は、資産運用会社の外国為替業務の負荷軽減を実現し、運用業務への集中を可能にするソリューションである。本稿では、同サービスの実績の伸長を踏まえて、その背景にある資産運用会社の課題を考察するとともに、政府による資産運用業界の変革に向けた取り組みを受けた今後の動向を展望したい。

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てらわき かずのり
98年慶應義塾大学法学部法律学科卒。三菱信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)入社。資金為替部、証券投資部、ニューヨーク支店などを経て24年から現職。東京外国為替市場委員会委員。