解説

地方経済活性化のために地方証券取引所が果たすべき役割

取引所は上場メリットを提示し、地元企業の発掘を証券会社に促せ

北海道大学大学院 経済学研究院 教授 /三橋 葉子

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地方証券取引所の廃止論が議論されて久しい。地方証券取引所の取引の流動性は非常に低く、札幌・名古屋・福岡証券取引所を合わせても東京証券取引所の売買代金の1%に満たない。取引所が、地域経済のステークホルダーと積極的に連携して地域企業へのサポートを充実させるとともに、地域企業にも取引所を活用する視点が望まれる。本稿では、札幌証券取引所の現状を踏まえて、地域経済活性化の要請の中で地方証券取引所が果たすべき役割について考察する。 

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みつはし ようこ
02年から金融庁および証券取引等監視委員会で勤務し、国内証券規制の企画や法執行、当局間の国際協調等を担当。この間、英金融サービス機構(FSA、当時)および米証券取引委員会(SEC)において勤務。20年から現職。ロンドン大学(LBS)ファイナンス修士、同大(LSE)法学修士。