新聞の盲点

金融庁が問題視する「名ばかりESG投信」に規制の網

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ESG投信がブームとなる中で、金融庁は実際の運用プロセスがESG重視に合致しない「グリーンウォッシュ問題」に神経を尖らせている。5月公表のプログレスレポートでは問題点を詳細に指摘し、今年度末をメドに監督指針を改正する方針だ。環境問題などに対する社会的な意識の高まりを利用して「名ばかり」のESG投信を顧客に販売する行為は、そもそも顧客本位の業務運営にも反する。看板に偽りのないESG投信の拡大につながる監督の枠組み構築が期待される。

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