特集生み出せ! 日本のスタートアップ

スタートアップ支援に不可欠な「スケールアップ」の観点

海外での事業展開や資金調達で日本の研究開発力を活用せよ

日本総合研究所 調査部 上席主任研究員 /岩崎 薫里

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スタートアップを巡る日本の問題は、絶対数が依然として少ないことに加えて、「スケールアップ」、すなわち大きく成長するスタートアップの数が圧倒的に少ないことである。スタートアップのスケールアップは、将来の大企業の創出に向けた一つのプロセスであるだけでなく、経済・社会の活性化や課題解決に貢献するという意味でも重要であり、日本におけるスタートアップ支援の取り組みにおいて不可欠な観点となる。

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いわさき かおり
87年早稲田大学政治経済学部卒、住友銀行(現三井住友銀行)入行、92年から日本総合研究所。専門は内外のスタートアップ動向、デジタル化の潮流、イノベーション政策。