解説

生命保険会社の2022年3月期決算分析

いまだ尾を引くコロナ禍の影響、新規制に向けて円金利リスクの削減は進展

格付投資情報センター 格付本部 シニアアナリスト / 肝付 卓也

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2021年度の国内主要生命保険各社の新契約は前年度比で増加したが、コロナ前には戻り切っていない。オミクロン株の流行は保険金支払いの増加も招いており、感染動向には注意する必要がある。会計利益や経済価値ベースの企業価値は、市場環境の追い風もあり、増加しており、25年の新規制導入を見据えた資産運用リスクの削減により、財務健全性も向上する方向にある。経済環境の不透明感が高まる中でダウンサイドリスクは増しており、金利リスクや株式リスクが大きいリスクプロファイルの改善に向けた取り組みが引き続き重要だ。

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きもつき たくや
東京大学経済学部卒。政府系金融機関を経て、16年から格付投資情報センター。格付けアナリストとして生損保、ノンバンクの格付け分析を担当。

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