解説

リスクに応じた水災保険料の地域別細分化に向けた議論

「火災保険水災料率に関する有識者懇談会」の解説

金融庁 監督局 保険課 保険計理官 /矢野 雅隆

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金融庁は昨年6月、「火災保険水災料率に関する有識者懇談会」(座長=洲崎博史京都大学大学院法学研究科教授)を設置した。懇談会においては、損害保険業界が検討を進めている火災保険水災料率の地域別細分化について議論を行い、今年3月に報告書を公表した。本稿では、懇談会設置に至る背景、設置の目的、報告書のポイントなどについて解説する。

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やの まさたか
国内損保社のアンダーライティング部門、商品部門等を経て、08年に金融庁入庁。生損保社の検査・モニタリング業務、損保社の監督業務等に従事。21年から現職にて損害保険商品の審査等を担当。