特集激動の生保業界

長期的な社会の変化も踏まえた保険モニタリングの視点

〈インタビュー〉ポストコロナに向けて、もう一段踏み込んだデジタル対応を期待

金融庁 監督局 保険課 課長 /池田 賢志

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金融庁は昨年9月、保険行政に特化した初めての報告書となる「2021年 保険モニタリングレポート」を公表した。保険会社へのモニタリングを通じて把握した課題などが整理されている。少子高齢化や人口減少、低金利環境の長期化、コロナ禍で加速するデジタル化など、生命保険業界を取り巻く環境が厳しさを増すなか、金融庁は生保会社の経営をどのような視点でモニタリングしているのか。池田賢志保険課長に話を聞いた。(編集部)

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いけだ さとし
東京大学法学部卒。ストラスクライド大学ビジネススクール修了。96年大蔵省入省。金融庁監督局総務課健全性基準室長、総合政策局総務課国際室長などを経て、20年7月から現職。19年3月から金融庁チーフ・サステナブルファイナンス・オフィサーも務める。