解説

金融機関による中小向けエクイティーファイナンス活用のカギ

中企庁の情報発信等を参考に、中小企業と金融機関は相互理解を

中小企業庁 事業環境部 金融課 課長補佐 /田口 周平

三菱総合研究所 金融DX本部 金融DXイノベーショングループ 主任研究員 /大江 彰

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中小企業者に成長投資を行う際、エクイティーファイナンスは重要な選択肢になり得る。しかし、出資者が少ないことや中小企業者側の知識が乏しいことが阻害要因となり、国内では活用が進んでいないのが現状だ。投資期間を長く確保でき、高いリターンを設定する必要がない場合などは、金融機関や投資専門子会社が出資者になることが期待される。中小企業庁は11月8日、中小企業者と金融機関の理解の深化を図るため、「エクイティファイナンスに関する基礎知識」と「投資契約書のひな形」をまとめた。本稿では、エクイティーファイナンス活用のポイントについて解説する。

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たぐち しゅうへい
15年東京大学法学部卒、経済産業省入省。原子力政策、情報政策、災害対応、フィンテックスタートアップへの出向を経て、20年4月から現職。民間金融機関による実質無利子・無担保融資の制度設計・運用を含め、信用保証協会を中心とする信用補完制度全般を担当。

おおえ あきら
06年筑波大学第三学群社会工学類卒、みずほ銀行入行。系統金融機関、ベンチャーキャピタル、金融機関向けコンサルティング企業を経て、19年三菱総合研究所入社。信用リスク管理を含む法人貸出に関する制度設計支援、金融機関への業務改善支援、国内外の金融規制動向等に関する調査研究を担当。