特集本気で取り組む! 地域金融機関の婚活支援

少子化問題の統計分析から読み解く「結婚支援」の意義

人口減少を食い止めるには女性労働市場の変革が不可欠

ニッセイ基礎研究所 人口動態シニアリサーチャー /天野 馨南子

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少子化問題に関する人口統計は、誤って解釈されていることが多い印象を受ける。本稿では、日本の少子化の真因を統計的に示し、その上で地域金融機関が地方の「結婚支援」に取り組むことの意義を解き明かしたい。さらには、結婚支援を含めた少子化へのアプローチ方法も示したい。地域金融機関の「気付き」こそが、地方の人口の未来を大きく変えるかもしれない。

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あまの かなこ
95年東京大学経済学部卒業、日本生命保険相互会社入社。99年からニッセイ基礎研究所に出向。内閣府少子化対策ならびに男女共同参画関連有識者委員、地方自治体人口問題関連データアドバイザーなどを務める。主な著書に『未婚化する日本』(白秋社、監修)、『データで読み解く「生涯独身」社会』(宝島社新書)等。