フィンテックベンチャーのナッジは、9月2日から極度額10万円の提携クレジットカードの発行を開始した。4月施行の改正割賦販売法で新設された、利用極度額を10万円とする「少額包括信用購入あっせん業」だ。提携先はサッカーJリーグやバスケットボールBリーグのチーム、アイドルグループの運営会社など、熱心な「ファン」を抱える企業。カード会員はクレジットカードで買い物をすることで、スポーツ選手やアーティストのデジタルコンテンツなど独自の特典を付与され、ファンとして応援することにつながる。ファンマーケティングの手法の一つであり、主に若年層に向けてキャッシュレス決済を普及させていく。(編集部)