特集迫り来るアクティビストの正体

多様化するアクティビストと企業はどう向き合うべきか

玉石混交の要求に対し、対話を恐れず企業価値向上を果たせ

クエストハブ 社長 /大熊 将八

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近年、日本株市場におけるアクティビストの活動が活発化している。その多くは少数株主であり、長期的な企業価値向上に資する提案を行うアクティビストがいる一方、恫喝(どうかつ)まがいの株主還元を要求する「グリーンメーラー」まで存在する。ただ、いずれの場合であっても企業はアクティビストとの対話を避けるべきではない。健全な価値向上策は受け入れ、そうでない場合は説明責任を果たすことで、株主と共に企業価値向上を目指すことが肝要だ。

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おおくま しょうや
東京大学経済学部卒業後、シンガポールの投資ファンドを経て、18年QuestHub(クエストハブ)創業、代表取締役CEOに就任。委任状争奪戦の支援およびアクティビストとの対話、上場企業の企業価値向上支援に豊富な実績を有する。