新聞の盲点

期待外れの投資リターン、ファンドラップは顧客本位の商品か

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「投資一任」を謳い文句に実績を伸ばしているファンドラップ。証券会社や大手行だけでなく、地銀での取り扱いも広がっている。だが、ファンドラップの「不透明かつ高い手数料体系」が顧客利益を圧迫しており、運用実績でバランス型投信の平均リターンを下回る分析結果が金融庁から示された。金融機関が手数料収益を確保する上では好都合な商品といえる一方、「顧客本位の商品ではない」と見る向きは少なくない。金融庁もファンドラップの手数料体系を問題視している。

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