特集熱狂のベンチャー投資

ベンチャーの経営高度化で確立された日本のエコシステム

さらなる投資活性化のカギは技術・ノウハウを持つ人材の循環

慶應義塾大学 総合政策学部 准教授 /琴坂 将広

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規模、人材、資金調達、事業領域など、さまざまな観点で日本のスタートアップエコシステムは成長段階に入ってきた。このエコシステムは1990年代から30年かけて形成されてきたが、さらにスタートアップが根付くには、失敗する前提で挑戦していくものという認識がより広く社会に共有される必要がある。大きな野心を持つより多くのプロフェッショナル人材がこのエコシステムに入ってきてほしい。

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ことさか まさひろ
04年慶應義塾大学環境情報学部卒。13年オックスフォード大学経営学博士。小売り・ITの領域で3社の起業後、マッキンゼーの東京およびフランクフルト支社に勤務。08年同社退職後、オックスフォード大学サイードビジネススクール、立命館大学経営学部を経て、16年から現職。上場企業を含む複数のスタートアップの社外役員を兼務。著書に『STARTUP』(共著、NewsPicksパブリッシング)など。