近年、日本でもスタートアップへの投資が活発になっている。資金の出し手は、独立系のベンチャーキャピタル(VC)やコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)など多様化しており、海外投資家なども参入してきた。シードからレイターステージまで投資ラウンド(注)ごとに投資家が増え、大型調達も増えている。ただし、スタートアップ投資額が年間16兆円規模に上る米国などと比べると規模感では見劣りし、日本のベンチャー投資には拡大の余地がある。
掲載号 /週刊金融財政事情 2021年8月17日号
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