解説

Web限定

異議あり! サステナブルファイナンス有識者会議報告書

「産業政策」と「金融行政」を組み合わせた行動計画が必要

金融ジャーナリスト /岩川 知樹

投稿日2021.08.06. /週刊金融財政事情

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

金融庁が6月に公表したサステナブルファイナンス有識者会議報告書は、足元のサステナブルファイナンスを巡る課題を整理した意味で一定の前進だが、具体的な政策を欠く上、ゴール設定が誤っている。EUタクソノミーに関する誤解から、自国のタクソノミー制定を回避する姿勢が表れている。報告書は日本の非財務情報開示をする企業数を誇るが、欧州対比では圧倒的に負けている。誤った認識の下で日本のサステナブルファイナンスに関する政策論議が進むことが懸念される。2050年のカーボンニュートラル達成に向け、産業・エネルギー政策と金融行政を組み合わせた具体的な行動計画が求められる。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら