インタビュー

顧客の成長や生産性向上を後押しできる業界の規制緩和に期待

貸金庫ビジネスは顧客ニーズを踏まえつつ管理体制の強化に尽力

全国銀行協会 会長(三菱UFJ銀行 頭取) /半沢 淳一

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物価上昇や企業の収益拡大、賃上げの加速など、日本経済は好循環の定着に向けた重要な局面を迎えつつある。銀行界には政府が掲げる資産運用立国に向けた取り組みの強化や、顧客企業の成長の後押しなどが求められている。昨年末からは、貸金庫を巡る不祥事を受けた管理体制の見直しも注目テーマに浮上した。銀行界の取り組みの方向性について、4月1日に就任した全国銀行協会の半沢淳一会長(三菱UFJ銀行頭取)に聞いた。(編集部)

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はんざわ じゅんいち
88年東京大学経済学部卒、三菱銀行(現三菱UFJ銀行)入行。経営企画部長、名古屋営業本部長などを経て、19年取締役常務執行役員CCO(コンプライアンス統括部・グローバル金融犯罪対策部担当)。21年4月から三菱UFJ銀行頭取。