解説

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金融資本市場に関するソフトローの傾向と今後への期待

模索すべき政策手段としての望ましい在り方

東京大学公共政策大学院 客員教授(野村総合研究所主席研究員) /大崎 貞和

東京大学公共政策大学院 客員教授(西村あさひ法律事務所・外国法共同事業弁護士) /有吉 尚哉

東京大学公共政策大学院 特任教授 /守屋 貴之

投稿日2025.03.28. /週刊金融財政事情

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日本の金融分野でプリンシプルが広がり始めたのは、2007年7月に金融庁が打ち出した「金融規制の質的向上(ベター・レギュレーション)」の柱の一つとして「ルール・ベースの監督とプリンシプル・ベースの監督の最適な組合せ」という考えが示されたことがきっかけといえよう。本稿は近年、金融資本市場の分野で活用が進んでいるソフトロー(プリンシプル)の傾向と今後への期待などについて、筆者の個人的見解をまとめたものである。

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