解説

データから見る地銀「手数料ビジネス」の収益実態

重要性が高まるからこそ望まれる開示の充実

QUICK ナレッジ開発本部 /羽生田 文登

QUICK コンサルティング営業本部 部長 /小川 博幹

QUICK コンサルティング営業本部 エキスパート /大畑 剛

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

長引く超低金利とコロナ禍による厳しい経営環境のなか、多くの地域銀行が手数料ビジネスの強化に取り組んでいる。QUICKが今年4月から提供を始めたデータベース「QUICK FINER COMPASS」を用いて地銀の手数料ビジネスの収益状況を分析したところ、約3割の地銀で経常収益の2割以上を手数料収入たる役務取引等収益で稼いでいることが分かった。手数料ビジネスの重要性が増すなか、そのディスクロージャーには課題も見られる。取引内容別の詳細な情報開示など、市場のニーズに応える開示の充実が望まれる。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら