特集脱炭素革命、立ち向かう日本

脱炭素化は成長の好機、日本の産業構造の変革を促す

〈インタビュー〉トランジションファイナンスで多排出産業の脱炭素化を後押し

経済産業省 産業技術環境局 環境経済室長 /梶川 文博

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温室効果ガス排出量を2050年までに実質ゼロにすることは、日本にとって産業構造の転換を伴う非常に困難な課題だ。しかし、同時に日本企業は脱炭素技術に優れ、気候変動に関する開示も世界トップクラスの水準であり、日本が大きく成長するチャンスといえる。「トランジションファイナンス」によって多排出産業の脱炭素化を資金面から後押しし、「分野別ロードマップ」を示すことで海外資金の取り込みを図っていきたい。

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かじかわ ふみひろ
02年経済産業省に入省。中小企業金融、IT政策、デザイン政策、経済成長戦略の策定、産業競争力強化のための人材育成・雇用政策、省内の人事企画・組織開発、ヘルスケア産業育成、マクロ経済の調査分析等を経て、現職。一般社団法人FCAJの理事も兼務。