解説

バーゼル委による「気候関連金融リスク」分析報告書の概要

リスク把握手法は初期段階、フォワードルッキングな分析が重要

金融庁 総合政策局 総務課国際室 課長補佐 / 秋山 輝幸

日本銀行 金融機構局 国際課 / 芝川 正

日本銀行 金融機構局 国際課(現調査統計局 経済調査課) / 古川 角歩

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バーゼル銀行監督委員会(バーゼル委)は4月14日、「気候関連金融リスクの波及経路」および「気候関連金融リスクの計測手法」と題する分析報告書を公表した。前者は、リスクがどのように発生し、ミクロおよびマクロの波及経路を通じて銀行および銀行システムにどのような影響を及ぼすのかを分析したものである。後者は、リスク計測における課題と、銀行および各国当局の計測手法の実務の現状をまとめたものである。本稿では、これらの分析報告書について経緯を踏まえて紹介するとともに、主な論点を概観してみたい。なお、本稿における意見などは、執筆者の個人的な見解である。

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あきやま てるゆき
08年監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)入所。20年1月から現職。公認会計士。

しばかわ ただし
09年日本銀行入行。金融市場局、金融機構局、国際局、環境省出向を経て20年から現職。

ふるかわ かくほ
14年日本銀行入行。19年コロンビア大学経済学修士。金融市場局等を経て19年から21年6月まで金融機構局国際課。

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