10月1日から、40年以上にわたって不変だった送金時の「銀行間手数料」が引き下がる。これまで銀行間手数料は、3万円未満の場合は117円(税抜き)、3万円以上の場合は162円(同)に設定されていたが、金額にかかわらず一律で62円になる。名称も、銀行間手数料から「内国為替制度運営費」に変わる。これを機に、利用者から徴収する「振込手数料」が引き下げられることが期待されており、各銀行は引き下げ幅や引き下げ方法を巡って、さまざまな検討を重ねている。
掲載号 /週刊金融財政事情 2021年6月29日号
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