特集検査・考査の新しいかたち

モニタリングの高度化に資する日銀との連携強化

共同プラットフォームを開発し、金融機関の負担軽減を図る

金融庁 総合政策局 局長 /中島 淳一

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金融庁と日本銀行は3月22日、「金融庁・日本銀行の更なる連携強化に向けた取り組み」を公表し、金融庁検査と日銀考査の連携を一段と強化する方針や具体的な施策を示した。それぞれが持つノウハウを共有し、お互いのリソースを効率的に活用することで、モニタリングの高度化につなげる。また、金融機関がこれまで双方に提出していた計表類の統合や提出先の一元化を進めることで、金融機関の負担軽減も図る。連携強化の狙いや今後の方向性などについて、金融庁総合政策局の中島淳一局長に話を聞いた。(編集部)

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なかじま じゅんいち
85年東京大学工学部卒、旧大蔵省入省。11年金融庁総務企画局政策課長、13年総務企画局総務課長、18年総合政策局総括審議官、19年企画市場局長などを経て、20年から現職。