SBIホールディングス(HD)傘下のSBI生命保険が3月から、従来の団体信用生命保険(団信)と比べて保険料を抑制できる新たな団信の提供を開始した。全国の金融機関が業態に関わりなく利用でき、団信を利用する金融機関にITコンサルティングなども展開していくという。一方で、「(団信の取り扱いは)信金などの地域金融機関とも広くビジネスをするための足掛かり」(地銀幹部)と見る向きもある。地域金融の市場で、SBIが次の一手を打ってきた。
SBIホールディングス(HD)傘下のSBI生命保険が3月から、従来の団体信用生命保険(団信)と比べて保険料を抑制できる新たな団信の提供を開始した。全国の金融機関が業態に関わりなく利用でき、団信を利用する金融機関にITコンサルティングなども展開していくという。一方で、「(団信の取り扱いは)信金などの地域金融機関とも広くビジネスをするための足掛かり」(地銀幹部)と見る向きもある。地域金融の市場で、SBIが次の一手を打ってきた。
掲載号 /週刊金融財政事情 2021年6月1日号