特集出でよ! 日本の金融プラットフォーマー

DXを契機に進めるメガバンクの新プラットフォーム戦略

「負のレガシー」と化す前に既存インフラの再構築が必要

大和総研 金融調査部 主席研究員 /内野 逸勢

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国内金融業界のプラットフォーム改革が迫られているなか、メガバンクが銀行業界のDXをリードする動きが見られる。しかし、現状ではメガバンクが持つ既存インフラは重厚長大化している。金融イノベーションを創出し、自らがプラットフォーマーとなるための変革とスピードは十分なのか。メガバンクは既存のプラットフォームが「負のレガシー」となる前に、ゼロベースで再構築していく覚悟が試されている。

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うちの はやなり
90年大和総研入社後、証券アナリストとして金融・サービスを担当し、大蔵省財政金融研究所出向。その後、内外の金融関連コンサルティング業務に従事し、15年から現職。著書に『地銀の次世代ビジネスモデル』(大和総研編著、日経BP刊)など。