解説

米国で急増する「空箱」への投資、SPACの功罪

設立者の「目利き」頼りのリスクや投資家との利益相反の恐れも

ニッセイ基礎研究所 金融研究部 准主任研究員 / 原田 哲志

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米国で特別買収目的会社(SPAC)を通じた上場が急増している。SPACは従来のIPOと比較して、簡易なプロセスでコストを抑えて取引所へ上場できるメリットがあり、IPOに代わる新たな上場手段として注目されている。一方で、投資時点では実際の投資先が分からないことや、SPAC設立者が自らの報酬を優先する誘因が働きやすいなど、「空箱」とも呼ばれるSPACについてリスクを指摘する声も多い。SPACが注目される背景と今後について考えたい。

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はらだ さとし
ニッセイ基礎研究所にて、金融市場、資産運用などの研究・情報発信を行う。08年に大和証券SMBC(現大和証券)入社。大和アセットマネジメント、大和ファンド・コンサルティングを経て19年3月から現職。慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(工学修士)。

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