解説シリーズ 金融行政のキーパーソンに聞く 第7回

多くの使命を背負う金融庁だからこそ果たせる国際社会での役割

金融庁 金融国際審議官 /有泉 秀

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「相互関税」をはじめとする米ドナルド・トランプ政権が打ち出す政策の影響が懸念されるなか、世界的な地政学リスクやサイバーリスクなども高まっており、金融業界が想定すべきリスクは多岐にわたる。複雑化する世界情勢下で、金融庁はどのような視点に基づき、国際社会に貢献していくのか。日本人で初の保険監督者国際機構(IAIS)執行委員会議長も務める金融庁の有泉秀金融国際審議官に聞いた。(編集部)

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ありいずみ しげる
88年東京大学法学部卒、大蔵省(現財務省)入省。ハーバード・ロースクール修士課程修了。主計局企画官(社会保障予算担当)等を経て、金融庁監督局証券課長、銀行第一課長。財務省主計官、為替市場課長、国際局総務課長、金融庁総合政策局参事官。19年財務省大臣官房審議官(国際局担当)、20年国際局次長、21年金融庁総合政策局審議官、22年総合政策局国際総括官を経て23年から現職。