特集総点検 世界経済を巡るリスク

中東発の供給網寸断や社会不安を生みかねない世界経済ショック

市場は楽観視しがちだが、実体経済に影を落とすリスクに注視を

丸紅経済研究所 上席主任研究員 /阿部 賢介

丸紅経済研究所 上席主任研究員 /桒名 奈美

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

米・イスラエルのイランに対する攻撃に端を発し、湾岸諸国の化石燃料生産能力の低下やホルムズ海峡の事実上の封鎖は、世界経済の強靭性を試す新たな試練となっている。すでにサプライチェーンの一部で混乱が生じているが、事態がさらに長期化した場合、サプライチェーンの連鎖的な寸断、地域によっては社会不安を引き起こす可能性もある。その過程で、金融市場や世界経済を支えるAI開発や投資にも影響が及ぶならば、AIブームを崩すショックを引き起こすことも想定される。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

あべ けんすけ
10年丸紅入社。2度の米国ワシントン駐在を経て、26年から現職。

くわな なみ
23年丸紅入社。主に金属・化学・エネルギー産業のサプライチェーン分析や環境・エネルギー政策分析などを担当。