特集聖域なき「地銀再編」

地域のためになるのであれば再編をためらうべきではない

〈インタビュー〉コロナ禍で改革に残された時間軸は短くなっている

金融庁 監督局 銀行第二課長 /新発田 龍史

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地域経済をしっかりと支えることが地域銀行の大義だ。そのために経営基盤を強化し、経営改革を進める中で、地域のためになると判断するのであれば、再編をためらうべきではない。金融庁では、早期警戒制度の見直し、金融機能強化法の改正、独占禁止法の特例法などを進めてきたが、地銀の経営基盤強化のための環境整備に不断に取り組む。

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しばた たつふみ
93年東京大学法学部卒、大蔵省入省。09年金融庁総務企画局総務課人事企画室長、11年同政策課総括企画官、12年国際協力銀行ロンドン駐在員事務所上席駐在員、15年財務省主税局主税企画官、17年金融庁総合政策局組織戦略監理官、19年監督局銀行第一課長。20年7月から現職。