解説

米金融市場の「日本化」リスクが世界経済の重しに

株式市場の肥大化、債券市場の機能低下に加え財政悪化懸念も

みずほ総合研究所 チーフエコノミスト /長谷川 克之

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

米国経済が「低成長、低インフレ、低金利」に象徴される日本化(ジャパニフィケーション)に陥るリスクが高まっている。日銀の政策に倣ったかのようなゼロ金利政策の出口は見通せず、株式市場のバブル崩壊のリスクや、債券市場のボラティリティー低下が恒常化する懸念もある。コロナショックが米国経済の潜在GDPを押し下げるリスクがあるなか、FRBの難しいかじ取りが続く。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

はせがわ かつゆき
88年上智大学法学部卒業、97年ロンドン大学経営大学院(LBS)修了。88年日本興業銀行入行、国際金融調査部、ロンドン支店、調査部等を経て02年からみずほ総合研究所。著書に『サブプライム金融危機』『激震 原油安経済』『中国発 世界連鎖不況』(すべて共著、日本経済新聞出版社)等。