解説

高速取引はコロナショックで「悪玉」を演じたか

市場の荒れを和らげた側面も

スパークス・アセット・マネジメント 上席研究員 / 水田 孝信

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

「高速取引がコロナショックに乗じて市場を荒らしているのではないか」という質問を時々受ける。しかし、リーマンショック時と比して、むしろ高速取引が普及していたおかげで、市場の荒れ方がましになったと考えられる。高速取引は市場の流動性供給のために重要な役割を担っており、規制・ルールの改善も進みつつある。本稿では、市場における高速取引の役割やコロナショックでどう機能したかを概説し、今後の課題についても触れる。なお、本稿の内容や意見は、筆者個人に属し、所属企業の見解を示すものではない。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

みずた たかのぶ
00年気象大学校卒業。02年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。04年スパークス・アセット・マネジメント入社。14年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。同年から東京大学公共政策大学院非常勤講師。16年から人工知能学会金融情報学研究会幹事。

アクセスランキング

【きんざいOnlineからのお知らせ】