解説

「人生100年時代」に求められる新たな金融サービス

認知機能低下の長期化に備え、専門的知見の提供が喫緊の課題

MUFG相続研究所 所長 /小谷 亨一

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「人生100年時代」においては、長寿化に伴って認知・身体機能の衰えも長期化する。そうした機能低下の前に、顧客に対していかにきめ細やかなサービスや商品提案ができるかが重要となる。民事信託や民法改正など制度の整備が進んでいるが、それらの仕組みの正しい理解を推進する取り組みが欠かせない。本稿では、今年2月に創設したMUFG相続研究所の取り組みを紹介するとともに、金融機関に求めれられる新たな役割について考察したい。

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こたに こういち
三菱UFJ信託銀行トラストファイナンシャルプランナー。1級ファイナンシャル・プランニング技能士、宅地建物取引士。12年リテール受託業務部部長に就任、遺言の企画・審査・執行業務などに従事。現在、相続・不動産のエキスパートとしてセミナー講師を務める傍ら、メディアでも活躍。