明治大学 政治経済学部 教授 /小早川 周司
明治大学 政治経済学部 教授 /小早川 周司
投稿日2020.05.01. /週刊金融財政事情 2020年5月4日号
4月21日に公表された公正取引委員会の報告書(22ページ参照)などを契機とし、銀行サービスへのフィンテックの活用やその手数料の在り方を巡る議論がこれから活発化しそうだ。オーストラリアの事例を参考にしながら、報告書が現状の是正を求めた銀行間手数料を今後どう見直していくべきかについて考えてみたい。
こばやかわ しゅうじ
一橋大学経済学部卒業後、英オックスフォード大学経済学博士課程修了(D. Phil.)。日本銀行企画局参事役、決済機構局参事役等を経て、19年から現職。
掲載号 /週刊金融財政事情 2020年5月4日号